導入事例

高負荷環境に耐えたネットギア製の16ポートギガビットスイッチ

事業内容を語る 船田社長(左)、寺沢シニアマネージャー(右)

言うまでもないことだが、社内のネットワークが機能しないと業務が完全にストップしてしまうという企業は多いだろう。業務を支える土台ともいえるLANには信頼性が高い機器を使いたいものだ。だが、LANの機材はさまざまなベンダーから多数の製品が市販されており、信頼性が高い機器を選ぶのは容易ではない。コスト重視で機器を導入して痛い目にあったという経験がある方も多いのではないだろうか。本稿で紹介する株式会社イーツリーズ ・ジャパンの導入事例は、そんな方に大いに参考になるはずだ。


八王子に本拠地を構える株式会社イーツリーズ・ジャパンは「freeocean」というハードウェアの開発と導入を行なっているベンチャーだ。

 

 freeoceanはイーツリーズ・ジャパンが独自開発したサーバーである。OS上で動作するWebサーバーはソフトウェアだが、freeoceanはWebに使われるプロトコル「HTTP」をFPGA(Field-Programmable Gate Array)と呼ばれるLSIに実装、さらにTCP/IPスタックやイーサネットの物理層までをハードウェアで処理することで通常のWebサーバーソフトウェアをはるかに上回るパフォーマンスを実現するという。

 その性能は非常に高い。同社代表取締役の船田悟史氏によると「大手ポータルサイトにテストしてもらったところ一般的なPCサーバーに比べ15倍以上というデータが出ています」という。つまり、15台の一般的なPCサーバーを1台のfreeoceanに置き換えることができるのである。

 

 その結果、サーバーの台数が減り「管理の負担を下げることができますし、だれでも大規模なWebサイトを運営できるようになります」(船田氏)。もちろん、台数が減ることでサーバーのラック数を減らすことができ、ホスティングにかかる費用を大幅に削減できるほか、昨今は大きな問題となっている電力消費も減らすことも可能になる。freeoceanは、大規模なWebサイトを運営している企業に向けた、同社の強力なソリューションになっているわけだ。

 

 すでに多数の導入事例があり、全国規模の大手キャリアの契約者向けサービスなどで利用されていると船田氏は語っていた。