導入事例

物流業務のワークフローを飛躍させる
スマートフォン連動型クラウドサービスMobiConnect

最新テクノロジを導入した業務改善による差別化を模索

業務に使用するAndroid端末

外資系大手通信会社の専属物流業務委託を受注したビルドモアは、配送業務の遂行以外にも独自の業務を行っていた。「この通信会社は海外に拠点がある為、機材の保守作業は現地で行います。我々はRMA (Return Merchandise Authorization = 返品保証)のサポートに関しても十分な実績と経験があります」稲垣氏は説明する。

 

通信局より引き揚げた機材はビルドモア社内にて修理依頼箇所の確認を行う。フォーマットに基づきレポートを制作した後、これを海外の本社に修理対象物として輸出する。本社側ではレポートに基づき検証作業を行い、必要箇所を修理し、これを再生させる。完了した機材は新しい機材として輸入され、ビルドモアの倉庫での保管となり、将来の交換機材として管理される。「こうした業務サイクルを社内で実施し、そこに物流という手足に該当する業務を付属出来る事が、我々の特徴的な業務請負内容です」こうした取り組みは、クライアントからの絶対なる信頼を勝ち得ている。ビジネス拡大には更なる信頼を構築し、新たなビジネスチャンスをいかに展開するかを常に模索する必要がある。

 

「経済状況の厳しい時代の流れと大手運送業者との差別化を図る為に、我々がいかに独自性を追求し、それをお客様に提供して新しい価値を創造するかを常に模索する必要があります。こうした中、スマートフォンのような携帯端末とそれと連動するMobiConnectのような新たなサービスは、我々のような小規模な組織には強力な武器になると考えます」稲垣氏は説明を続ける。「実際にこのサービスを使用し、大きなメリットとして感じられた『位置情報取得』機能は我々の配送業務の一つを軽減させています」

 

「今までは配送運行スケジュールに基づき、ドライバーから指定ポイントでの経過報告を義務付けていました。むろん我々の配送業務では事故などは決してあってはならないのですが、交通渋滞や天変地異等の予測不可能な事態が発生する可能性があるからです。サービス導入後は、それらの報告無しに配送状況が把握出来るようになりました。これは、ドライバーにとっても、本部のスタッフにとっても時間軽減の大きなメリットです」ドライバーがスマートフォンを携帯しリアルタイムで位置確認を行えるようになると、更なる業務改善が期待出来る。「例えば突発的な集荷依頼が発生した際に、位置情報から最寄りのドライバーにルート変更の指示を出す事も可能となります」これらは、大がかりなシステム導入や専用端末を別途購入しなくても構築可能であり、実施も容易であると考えられる。「その他にも、荷物のリアルタイム位置状況をクライアントと共有し、より質の高い配送サービスの提供も考えられます」